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〇概要
中小企業の人手不足を背景に、「省力化・省人化」に資する設備導入を後押しする補助金です。特に 人手作業の置き換え・業務プロセスの効率化 を目的とした設備投資が対象となっています。
| 方式 | 特徴 | 対象設備 |
| カタログ注文型 | 国が認めた省力化に資する汎用製品をカタログから選択して導入する | 事前に登録された設備で、配膳ロボット、券売機、スチコン、測量機など |
| 一般型 | 事業内容や個別の現場に応じてオーダーメイド性のある設備やシステムを導入 | 任意の設備で、省力化のために自社専用に設計された機械装置、システム |
本補助金には 「カタログ型」と「一般型」 の2つの申請方式があります。
カタログ型は決まった機械から選択するだけなので、非常に取り組みやすい補助金です。
一般型は自由度が高い一方で、事業計画の根拠や効果説明が求めれます。
審査ポイントは公募要領に記載がありますので熟読をオススメします。
〇応募期限
カタログ注文型は随時申請が可能です。
一般型は次回となる4次公募は11月27日(木)に期限が設けられています。
〇代表的な補助金の採択率 (※公募回は11月1日時点 最新公表)
| 補助金 | 公募回※ | 応募者数 | 採択数 | 採択率 |
| ものづくり補助金 | 第20次公募 | 2,453 | 825 | 33.6% |
| IT導入補助金 | 第5次締切 | 9,746 | 4,312 | 44.2% |
| 新事業進出補助金 | 第一回公募 | 3,006 | 1,118 | 37.2% |
| 省力化補助金(一般型) | 第二回公募 | 1,160 | 707 | 60.9% |
〇最後に
省力化投資補助金は他補助金と比較すると高い採択率であることが伺えます。「人手不足」「社員の負担増」「採用が進まない」といった課題を持つ企業に対して、国が明確に後押ししている点が、本補助金の特徴です。本補助金は以下の国の政策課題と強く関連しています。
・人口減少による労働力不足
・生産性向上・省人化の加速
・中小企業の持続的成長支援
単なる「設備導入支援」ではなく、“人手不足時代に対応するための構造的な転換” を支える補助金としての意味合いを持っています。
ここを押さえて事業計画を組むことで、採択可能性も高まります。
カタログ注文型で小さく導入し、効果の見えたその後一般型で本格展開するステップも有効ですので活用をご検討ください。「〇〇の投資は対象になるの?」ご質問などにつきまして
資料請求・お問い合わせをクリックして頂き、省力化補助金について、等と記載頂けたら幸いです。
飯島渉